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夏の工夫

 27,2011 19:13
梅雨明け宣言はまだなのに、夏日の続く大阪。昨晩こそ少し穏やかになったものの、先日などはまさに熱帯夜。クーラーや扇風機を使いたいとつい思ってしまいますが、我が家でもエネルギーの消費の仕方を見直そうと少しずつ工夫しています。

先日、関西電力が夏場の電力消費量を15%削減するよう協力を訴えていました。電力が足りる足りないにかかわらず、そして、それが関電の経営戦略であろうがなかろうが、15%の削減をやってみてもいいのではと私は思います。ひょっとしたら、私たちの生活は必要以上に電力を消費している場面があるのかもしれない。減らさねばならないという切実感からではなく、生活を営むその中で工夫することを楽しむ、「不便と思っているその事」を楽しむという視点から見直してもいいのではと思いました。

というわけで、我が家では、まずは、クーラーも扇風機も使わず、夕方までの間、窓という窓、扉と言う扉を開け放して風を通らせるようにしました。こんな風にしてみると、風が無いときでも、ほんの少しの空気の揺らぎを普段より敏感に感じられるようになります。家が開放されていると、朝夕の打ち水や庭の水遣りだけで、かなり涼しい感じがします。風をイメージさせるものとして風鈴などの音の鳴るものも夏は欠かせないですね。今年は風鈴でなく私が持って帰ってきたウッドストックチャイムにしました。優しい音がかなり遠くまで響きます。暑さを忘れて耳を澄ませてしまいます。

とは言うものの、夜はそういうわけにも行かない(開け放していると虫がいっぱい入ってくるので・・・笑)できるだけ網戸にして、それでもつらい時は、扇風機を微風でかけるようにしてみました。先日は窓や扉を閉めるタイミングが遅すぎて蚊が入ってしまい、あちらこちらと刺されてしまいました。省エネは痒いね・・・笑。

そして、もうひとつ母が工夫したのがこれらの団扇。籠や塗りのお盆に、さまざまな団扇を載せて、玄関と居間に用意しました。切り絵の美しいこれらの団扇を扇ぐと、こんな風もあったなということに気づかせてくれます。ライフスタイルの違いや住環境の違いもあるので、どんな時でもこれで対応というわけにはなかなかゆかないでしょうが、こうした涼の取り方を楽しめるような場面が生活の中にあるなって思います。


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京都の鳩居堂で求めたものです。

昼間はライトをなるべくつけないように生活しています。古い家なので家の中は暗いのですが、それでも本を読むときなどは縁側近くに座れば特に支障ありません。京都の大学院時代、指導してもらっていたアメリカ人の先生は、夏の昼間、研究室の電灯をつけずに研究されていました。「この方が涼しいよ」って話していたのを思い出します。彼のPCのスクリーンは金魚や熱帯魚に設定されていました。そういえば、地下鉄も使わず自転車で北の方から通勤していたな。ニューヨーカーの彼からは、研究以外の日常という場面で、慣れ親しんだ文化そして日常、あたりまえと思っていることを別の視点から眺めるということ、脱構築してみることを教えてもらったなって思います。



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